歯ブラシと細菌

歯ブラシには雑菌がいっぱい?

細菌

私の個人的な感想ですが、子供の頃を思い起こしてみると両親や大人などから「食後に歯磨きをしなさい」とはよく言われたものです。

ですが、歯磨き後の歯ブラシの扱いについては注意や指導をされた覚えがありません。

実際、一般的に歯ブラシによる歯磨きには、虫歯予防効果があるので「歯磨き」については子供によく指導する人が多いようです。

ですが、口の中の虫歯菌や歯周病菌などの悪玉菌が虫歯や歯周病の元になるように、歯ブラシに付着した細菌が私達の健康に害を及ぼす可能性もあるのです。

実際に広島大学の歯科学部の長坂信夫教授が行った実験によると、歯磨きに使用した歯ブラシ(資料では歯口清掃器具と表現)には、非常に多くの付着細菌が検出されています。

歯磨き粉に含まれる殺菌剤について

歯磨き粉の殺菌剤

ブリアンは殺菌剤が含まれていない

虫歯予防成分「BLIS M18(ブリス菌)」による虫歯予防効果が期待されている「ブリアン歯磨き粉」ですが、その性質上殺菌剤が含まれていません。

なぜならば「ブリアン歯磨き粉」に含まれる「BLIS M18(ブリス菌)」は乳酸菌に属する善玉菌の為、殺菌剤に弱いためです。

「ブリアン歯磨き粉が殺菌剤に弱い(市販の歯磨き粉との併用ができない)」について詳しく知りたい方は「ブリアンにデメリットはあるの?」をご覧下さい。

この点から考えるとブリアン歯磨き粉を使用する場合には、歯ブラシのメンテナンスについて、通常以上に気をつける必要があるかもしれません。

一般的に市販されている歯磨き粉には殺菌剤が含まれている

これに対して一般的に市販されている歯磨き粉の場合には、歯磨きの際に虫歯菌を退治する為に殺菌剤の成分が配合されている場合がほとんどです。

この殺菌剤については、虫歯菌と一緒に口の中の善玉菌まで殺してしまうので、良い点もあれば悪い点もあると言われています。

しかしながら、歯磨き後の歯ブラシについた細菌の問題については、細菌の増殖を抑える働きをしてくれる可能性はあります。

ブリアンを使用している人が特に気をつけるべきこと

歯ブラシを置いている場所

歯ブラシの置き場所や、置き方

例えば、家族の方は皆の歯ブラシを「歯ブラシ立て」や「コップ」など、一箇所に置いている場合がほとんどでしょう。

このような歯ブラシの置き場所ですと、歯ブラシのブラシ部分が触れ合う可能性があります。

そうすると、歯ブラシから歯ブラシへ虫歯菌やその他の細菌類が移ってしまう危険性があるようです。

このような歯ブラシ間で細菌が移ることを予防する為に、歯ブラシと歯ブラシが触れ合わないような場所を選んで置くことが望ましいと言えるでしょう。

歯ブラシをよく乾燥する

歯ブラシを乾燥させる事によってある程度の細菌減少の効果は期待できそうです。

しかしながら、虫歯菌に関しては「歯ブラシを乾燥させる」ことは大きな効果は期待できないかもしれません。

なぜならば、虫歯菌などはプラークの中に潜んでいて、そのプラークは強い粘着性から、歯ブラシから完全に除去することが難しいためです。

とはいっても、歯ブラシを乾燥させることが効果がないという訳ではありません。

歯ブラシが濡れた状態よりも、歯ブラシを乾燥させた状態の方が早く細菌がいなくなるという点は、先ほどご紹介した広島大学の実験資料にも明記されています。

流水でよく洗う

歯ブラシを流水で洗う

歯ブラシを清潔に保つうえで「流水でよく洗う」という方法が一番効果的であるようです。

広島大学の実験資料によると、流水で歯ブラシを流すだけでも一定の細菌洗浄効果があったようです。

ですが、流水で歯ブラシを流すだけよりも「指で強く洗う」方法が「細菌を洗浄する効果」が最も高かったと結論づけされています。

私自信、この資料を呼んでからは、歯磨き後には歯ブラシを必要以上にゴシゴシ洗うようになりました。

1ヶ月に一回は歯ブラシを交換する

歯ブラシを新しくする

私達が普段使用している歯ブラシの場合、ブラシ部分から完全に細菌を取り除くことは難しいようです。

その為、歯ブラシは定期的に交換することが望ましいと言えます。

また、歯ブラシを長い間使用していると、ブラシ部分が乱雑に広がってきます。

歯ブラシの毛先が広がる

実はこのような状態になるとブラシ内を水で洗浄する効果が薄れてくるということも分かっています。

また、長い間同じ歯ブラシを使用していると、歯磨き粉の成分がブラシ部分にこびりついてしまう点も理解しておくことが重要です。

実は一般的に市販されている歯磨き粉の中には保湿剤が含まれている為に、このような成分の影響で歯ブラシの乾燥に悪影響が出てしまうのです。

歯ブラシが湿った状態が長く続くと、虫歯菌やその他の細菌が長い間潜んでしまうことになります。

歯ブラシ用除菌器を使用する

歯ブラシ用の除菌器

このような事実を知ってしまうと神経質な方は歯ブラシのブラシの中に潜んだ細菌が気になってしまうという方も多いかもしれません。

そのような方には「歯ブラシ用除菌器」という選択もあるかもしれません。

ちなみに「歯ブラシ用除菌器」にも色々ありますが、現在ですと紫外線などで歯ブラシの細菌を除菌するという商品が多いようです。

【参考資料】歯ブラシ用除菌器ランキング(アマゾン)

【参考資料】小児における歯口清掃器具の洗浄と保管に関する細菌学的調査