口が臭すぎるんじゃない?

もくじ

歯をいくら磨いても口臭が改善しない場合は「重度の歯周病かも」

「口臭予防には歯磨きは効果的」という言葉はよく耳にすることです。またこれは一定の条件の元では正しいと言えるでしょう。

ですが、朝、昼、晩と毎日3回丁寧に歯磨きをしたとしても、口臭がなくならない場合だってあるのです。

歯磨きをしても、歯磨きをしても口臭がなくならない場合、最も疑った方が良い原因は歯周病です。

もし口臭の原因が歯周病である場合には、いくら丁寧に歯を磨いたとしても口臭が改善されることはありません。

口臭の原因は歯周病や虫歯

口臭の原因は虫歯や歯周病

口臭の原因の8割は「歯周病や虫歯や舌の汚れ」

虫歯になる口内環境そのものが口臭の原因になる?

虫歯が初期の場合には、ほとんど口臭の原因となることはありません。ですが、虫歯になるような口内の環境である場合には、口の中に虫歯の原因である歯垢が溜まっている可能性が高いと言えます。

ちなみに歯垢とはプラークとも呼ばれる食べ物のカスが、虫歯菌や歯周病菌によって分解された物質のことをいいます。

この歯垢は、食べ物のカスが虫歯菌や歯周病菌などの、口内の悪玉菌に分解されているので、歯垢自体にいやな匂いがあるのが一般的です。

その為、口臭が発生しやすい朝起きてすぐの場合や、空腹時や緊張した時に口が渇いているときなどには特に口臭が発生しやすいでしょう。

虫歯が進行すると口臭の原因が増加する

また虫歯が、さらに進行した場合にはさらに口臭の原因が増えていくので気をつけましょう。

例えば、虫歯が進行して歯に穴が空いた状態になってしまうと、その穴に食べ物のカスが挟まってしまいます。悪くすると常にその穴に食べ物のカスがはさまった状態になる場合もあります。

そうなると、多くの歯垢がそこに発生してしまいます。結果的に虫歯はさらに進行して虫歯の穴はさらに深くなってしまいます。するとさらにそこへ食べ物のカスが挟まりやすくなってしまうという悪循環になっていきます。

歯の神経まで起こされると口臭はさらに酷く

虫歯の穴の中の歯垢が匂うのも口臭になることは間違いありませんが、歯の神経が犯されるとさらに口臭が酷くなる可能性があります。

歯の神経が虫歯によって犯されてしまうと、歯の神経が死んでしまいます。歯が痛いときにはまだ歯の神経は生きている証拠なので、良いですが「歯が酷く痛かったのにしばらくしたら歯の痛みがなくなった。」という場合には注意してください。

なぜならば、歯の神経が死んでしまうと歯の神経が腐敗していくからです。生き物が死ぬと必ず微生物が分解してくれますが、そのときには必ずといっていいほど酷い腐敗臭がするものです。

つまり「重度の虫歯だったのに、うそのように痛みがなくなった」という場合には口臭が劇的に酷くなっている可能性があるので気をつけてください。

「舌の汚れ」が口臭の原因になる場合

虫歯や歯垢がないのに口臭がするという場合には、舌の汚れが口臭の原因になっている場合があります。

例えば、鏡の前で舌を出してみてください。そのとき舌の色が白くなっている場合があると思います。

この舌の白い汚れが口臭の原因かもしれません。この舌の汚れは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれています。

この「舌苔(ぜったい)」は、舌の角質や食べ物のカスが口内の細菌によって分解されたものです。つまり舌の上の歯垢といっても良い代物なのです。

先ほどもご紹介したように、歯垢はそれ自体に匂いがあるものなので、同じように「舌苔(ぜったい)」にも匂いがあると思ってください。

口臭の原因として最も多いのは「歯周病」

「歯周病」が口臭の原因になる場合

虫歯や舌汚れの他にも、歯周病になった場合にも口臭につながります。ちなみに歯周病とは、歯茎や歯を支えている「歯槽骨」と呼ばれる組織が歯周病菌によって破壊される症状のことをいいます。

口臭で一番多い原因が「歯周病」

歯周病の初期の場合には、口臭はありませんが重度になると酷い口臭がすることになります。また歯周病が重度の状態になってしまうと治療が大変難しくなっている場合がほどんどです。

知らず知らずのうちに進行する歯周病

例えば皆さんはこのような経験はないでしょうか?リンゴをかじった際や、歯磨きをした時に歯茎から血がにじんできた。

このような症状がある場合には、軽度の歯周病と言えるでしょう。健康な歯茎の場合にはリンゴなどの果物をかじった際や、歯磨き等の多少の刺激があった場合でも、歯茎から出血することはありません。

このような症状があるのは歯と歯茎の間で歯周病菌が繁殖して歯茎の細胞を破壊しているからに他なりません。

この状態になっている場合には、歯と歯茎の間に歯周ポケットとよばれる隙間ができていると考えて良いでしょう。

また、この歯周ポケットに歯周病の原因となる歯垢が溜まりやすくなるので、知らず知らずの間に歯周ポケットの奥の方へと歯周病が進行している場合があるのです。

まるで大便のような口臭(重度の歯周病の場合)

歯周病は別名「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれる恐ろしい病気です。昔から人気のある漫画にゴルゴ13と呼ばれるタイトルがあります。その漫画に登場する主人公は無口で世界最強の殺し屋で、彼に狙われたターゲットは決して生き延びることはできません。

そんな最強の殺し屋を連想させるような病気が「歯周病」なのです。先ほどご紹介したように歯周病は、歯周ポケットから徐々に下(奥)の方へと進行していきます。

私たちが毎日目にしている歯茎の下は歯の根元ですが、歯の根元の下は歯をささえている骨(歯槽骨と呼ばる組織)が隠れています。

この歯槽骨と呼ばれる箇所まで、歯周病が進行してしまうと歯の根元が歯周病菌によって犯されてしまいます。

歯の根元(つまり歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されると、歯の根元と歯槽骨の間の組織が死んで膿が発生します。そして、この状態まで進んだ歯周病は「歯槽膿漏」と呼ばれています。

歯の根元で膿が発生するのですから、その膿は歯と歯茎の間からにじみ出てきます。実はこの膿は酷い匂いがすることで有名で、この膿が酷い口臭の原因になるのです。

この膿の匂いを例えるなら「ひどい腐敗臭」と言えるかもしれません。また「歯槽膿漏」の臭いは下記のようないろいろな表現で例えられています。

・大便のような臭い
・ドブのような臭い
・血とウンチが混ざったような臭い
・腐った玉ねぎの臭い
・残飯が腐ったような臭い
・足の指と指の間の臭い
・一週間履き続けた靴下のような臭い

上記のようなひどい例でたとえられる「腐敗臭のような臭い」が口の中からするのですから、考えただけでも恐ろしいことです。またそれ以上に恐ろしいのはこのような酷い腐敗臭が発生した場合でも本人は気づかない場合が多いという点です。

歯周病は、ある日突然急になる病気ではなく、先ほどご紹介したように「サイレントキラー(静かな殺し屋)」で例えられるように、知らず知らずのうちに病状が進んで、気づいた時には深刻化しているのです。

歯周病の悪化によって、人間関係まで悪化するって本当?

口臭で人間関係が悪化

突然ですが、簡単な質問です。「人間関係で一番重要なのは何でしょうか?」人によって答えはいろいろあるかもしれませんが、その答えの1つに「コミュニケーション」があると思います。

そして、この「コミュニケーション」に必要不可欠なのが、言葉です。もちろん言葉以外のボディーランゲージも重要ではありますが「コミュニケーション」の基本は言葉と言ってしまっても良いと思います。

ですが、もし口臭が劇的に酷かった場合はどうでしょうか?たぶん口臭が気になってコミュニケーションどころではなくなってしまうでしょう。

そして下記にご紹介しているのは、歯周病によって実際に引き起こされた口臭でのトラブルの事例です。

歯周病によるひどい口臭の例

・「2メートルはなれた所からでも口臭が匂う」と言われる
・口臭がキツすぎて話していると、相手の気分が悪くなる
・「口からドブの匂いがする」と面と向かって言われる
・話している人の多くが、鼻を手で隠すようになる
・結婚した相手や恋人にキスを拒否される
・周りに人はみな口臭を気にしているが誰も気を使って指摘してくれない(つまり気づいていないのは自分だけ)
・口臭が原因で愛する相手と離婚することになる

いかがでしょうか?自分自身がこのような状況におかれたとしたら、精神的に非常につらい感覚に襲われることは間違いないでしょう。

あなたの口の中は大丈夫?

口臭が気になる人

先ほどもご紹介したように歯周病は「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれる程、自覚症状がない病気です。

その為、歯周病が重要化してから病気に気づいたというケースも珍しくありません。また口臭は自分自身では非常に気づきにくい性質があるので「私は大丈夫」と自身満々の人ほど気をつけたほうが良いかもしれません。

そこで自覚症状がでにくいと言われる「歯周病の簡単なチェック方法」をご紹介します。ちなみに下記のチェック項目に該当したからと言って100%歯周病と言う訳ではありません。ですが該当項目が多い人は歯科医院などで検診等をしてもらった方が良いかもしれません。

歯周病チェック方法

・歯茎が赤く腫れている
・リンゴを食べたときに歯茎から出血する
・歯磨きのときに歯茎から出血する
・身近な人から口臭について指摘されたことがある
・昔に比べて歯が長くなった気がする
・指で歯を触ると歯がぐらつく
・自分の口臭が気になる
・歯と歯の間に食べ物が詰まることが多い

上記の項目に3つ以上あてはまるという方は、歯周病の疑いがあるので自分で勝手な判断をせずに、歯科医院に診てもらうことをお勧めします。

歯周病にならないために注意すべき点

歯周ポケットに注意

歯と歯茎の間には歯周ポケットと呼ばれる隙間があります。歯が健康な人でも歯周ポケットはありますが歯周病になると、この歯周ポケットが深くなっていきます。

歯周ポケットが深くなると、ここに歯垢が溜まりやすくなります。そして歯垢の影響で歯周病がさらに進行するという悪循環に陥ってしまいます。

このような悪循環に陥らないためにも、常日頃から食後には必ず歯磨きをするようにしてください。

歯と歯茎の間をしっかりブラッシング

歯周病は、再ほどご紹介した歯周ポケットから徐々に進行していきます。その為歯と歯茎の間に歯垢が溜まらないように注意が必要です。

歯周ポケットが深くならない為には、歯磨きをする際に歯と歯茎の間をマッサージするようにブラッシングすることが重要です。

また、歯周ポケットの周辺には歯垢がつきやすいために歯垢が石化した状態(歯石)になりやすい場所でもあります。」その為、歯科医院に定期的に通って歯石の掃除をしてもらうと歯周病の予防につながります。

デンタルブラシを使用する

先ほど日頃の歯磨きが重要であるとご紹介しましたが、歯ブラシで歯磨きをするだけでは歯周病予防に十分とは言えません。

なぜならば、歯と歯茎の間の掃除は歯ブラシではできたとしても、歯と歯の間の歯垢を掃除するのは通常の歯磨きでは十分ではないからです。

そこで歯の間の歯垢を綺麗にするのにお勧めなのが「糸ようじ」などに代表されるような歯間ブラシを使って掃除をすることです。

「日本歯科保存学雑誌」のデータによると、歯ブラシのみで口の中から歯垢を取り除くことができる量は約60%であることが分かっています。

ですが歯ブラシにプラスして「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使用すると口の中の歯垢を約80%取り除くことができるようになります。

現在歯ブラシだけで歯を磨いている方は、歯ブラシに加えて「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を新たに使ってみることをお勧めします。

重度の歯周病になる前に大人用ブリアンで歯周病(虫歯)予防

大人用ブリアン

重度の歯周病は口臭と共に歯を失うリスクがある

重度の歯周病になると、とんでもなく酷い口臭になることをご紹介しましたが、さらに歯周病が進行すると歯を失うことになります。

歯周病が重症化すると歯槽膿漏と呼ばれる、歯茎と歯の間から膿が染み出してくるようになります。ここまで歯周病が重症化すると指で歯を触っただけで歯がグラグラする症状にまでなっているのも珍しくありません。

また、歯槽膿漏が重症化すると歯周病が進行するのを防ぐ為に歯を抜いて治療する場合だってあるのです。

「健康な歯を抜く」行為が歯科治療というのも変な話のような気がしますが、歯そのものが健康でも歯をささえる骨が駄目になった場合には、しょうがないということのようです。

歯周病の原因は歯周病菌

例えば「虫歯になりすい人」「虫歯になりにくい人」がいるように「歯周病になりやすい人」「歯周病になりにくい人」がいるようです。

歯周病になりやすい人は、他人よりもしっかりと歯磨きをして気をつけたとしても、歯周病になってしまうようです。

それはなぜなのでしょうか?それを知るには歯周病の原因を改めて知る必要があります。先ほどからご紹介しているように「歯周病の原因は口の中の歯周病菌」が原因です。

そして歯周病菌が増える原因となるのが、口の中に残った歯垢なのです。この歯垢ですが同じような食生活や口内ケアをしていても、歯垢ができやすい人とできにくい人がいるのです。

この歯垢ができやすい、できにくいというのは人それぞれの体質と言うしかありません。つまり歯垢ができやすい人は、一般的な人よりも歯周病や虫歯になりやすいということになります。

もし、この記事を読んでいる人の中に親族や親戚の人が虫歯や歯周病になりやすい方がいるかもしれません。すくなからずショックを受けているかもしれません。

昔から体質や病気は親から子供に遺伝しやすいと言われています。また食生活や生活習慣も親から子供に受け継がれやすいと言って良いでしょう。

では、歯周病になりやすい人はしょうがないと思って諦めるしかないのでしょうか?実はそんなことはありません。

口の中の環境は後天的に変えることは不可能ではありません。例えば虫歯菌が親から子供に移ってしまうように、口の中の善玉菌、悪玉菌の比率は口の中に入れるもので変わってくるものなのです。

乳酸菌が歯周病菌や虫歯菌を減らす働きを持っている

食生活や健康に気をつけている人の中には、腸内環境に気を使っているという方もいるようです。そして腸内環境を整えるために多くの人が注目しているのが、ヨーグルトなどの乳製品の中に含まれている「乳酸菌」です。

乳酸菌は腸内の環境を整える働きがあることが知られています。そしてヨーグルトなの乳製品を定期的に食べることで、腸内の善玉菌が増えて悪玉菌を減らしてくれると言われています。

実は人間の口の中も、腸内と環境が似ています。人間の腸内には善玉菌と悪玉菌がお互いに勢力争いをしていることが知られています。

これに対して人の口の中も虫歯菌や歯周病菌などの悪玉菌と乳酸菌に代表されるような善玉菌がお互いに勢力争いをしているのです。

では、口の中を善玉菌優位にするために「ヨーグルトを沢山食べればよい」と思いがちですが、残念ながらそれはうまくいかないようです。

なぜならば、たとえヨーグルトを毎食後に食べたとしても、食後に歯磨きをしてしまうと乳酸菌は口の中から排除されてしまう為です。

また、一般的に市販されているヨーグルトには砂糖が含まれているためにヨーグルトを食べてそのままにしておくと虫歯になる確率が高くなってしまいます。

重度の歯周病になる前に使いたい歯磨き粉

乳酸菌を使用した歯磨き粉

乳酸菌は口内の環境を整えて、歯周病予防には良さそうだけど、ヨーグルトを食べても虫歯になりそう。

そんな問題を解決してくれる歯磨き粉が、最近話題になっています。その歯磨き粉というのは「ブリアン歯磨き粉」と呼ばれる特殊な乳酸菌を配合した歯磨き粉です。

先ほど特殊な乳酸菌と表現したのには、実は訳があります。ブリアンという歯磨き粉に含まれている乳酸菌は虫歯になりにくい人の口の中を研究する中で発見されました。

人によって虫歯や歯周病へのなりやすさがあることは知られていましたが、なぜなのかということは長くの間謎となっていました。

実は虫歯や歯周病になりにくい人の口の中にはブリス菌と呼ばれる(Blis M18)という乳酸菌成分があることがニュージーランドのオタゴ大学の研究によって分かったのです。

「Blis M18」とは

虫歯になりずらい子供達の唾液から発見された乳酸菌の一種です。口の中から歯垢を取り除いて虫歯を防ぐ効果が期待できます。

「Blis K12」とは

「Blis M18」に似通った乳酸菌成分です。口臭や歯周病トラブルを予防してくれる善玉菌成分です。「Blis K12」を「大人用ブリアン」で口の中へ取り入れることで口の中の善玉菌を増やして「口内フローラ」を整えてくれます。

ちなみに「口内フローラ」とは口の中の微生物という視点から口内環境をあらわした言葉です。口の中には乳酸菌を代表する善玉菌と、歯周病菌や虫歯菌を代表する悪玉菌が存在します。※実際には善玉菌にも悪玉菌にも属さない日和見菌と呼ばれる中立の立場にいる菌も存在します。

大人用ブリアン歯磨き粉を使用して口臭予防

先ほどご紹介しましたが、口内フローラ(口の中の善玉菌、悪玉菌)のバランスを整えることが口臭予防(歯周病予防)には重要です。

また、口内フローラの理想的な環境は善玉菌が9割、悪玉菌が1割と言われています。ですが口内フローラ比率9:1の比率を実現するのは、そんなに簡単なことではありません。

ですが、乳酸菌成分を含んだブリアン歯磨き粉を使用すれば、口内フローラ比率9:1に近づけていくことは不可能ではありません。

ブリアンの効果も万能ではありません

しかしながら、ブリアン歯磨き粉を使って歯磨きをするだけで、無条件で口内環境が整うとは考えない方が良いでしょう。

いくら、優秀な道具を持っていたといても、その使い方を間違ってしまっては望みの結果を得ることは難しいでしょう。

日頃の歯磨きをしっかりと行うことにプラスして「大人用ブリアン」を使用することで、本当に効果的な口臭予防(歯周病、虫歯予防)ができると言えるのです。

【参考資料】
※ウィステリア製薬株式会社「ブリアン公式サイト」
※NHK試してガッテン(公式サイト)
※「日本歯科保存学雑誌」